2009年11月19日
突発性難聴
「老若男女問わず誰でも、健康な人がある日突然聴力を失い、その原因は不明、確たる治療法もない病気」といえる。
発症は確実に自覚できるほど即時的(突発的)である(たとえば、ある朝起きたら片耳が聞こえにくくなっていた、など)。かつ患者の多くがそれ以前に耳の病気を経験した事のない健康体であるため、発症時は難聴であると気付かずに「耳が塞がっているようだ(耳閉感)」「耳に水が入ったような感じが取れない」などと訴え、勘違いや誤診により治療が遅れるケースが多い。後述するように、治癒確率を上げるためには初期治療の迅速さが重要である。
症状は軽~重度の難聴(低音型・水平型・高音型など)と耳鳴りなどが中心であり、それに加えて音が「異常に響く」「割れる」「二重に聞こえる」「音程が狂う」など、その副症状も人によって様々である。めまいや吐き気を訴える事もある(この場合はメニエール病も疑われる)。ほとんどの場合片側のみに発症するが、稀に両側性となる場合もある。
誤解されがちな点であるが、突然の失聴が患者に与える精神的負担は極めて大きい。外見的に障害が見られず周囲の理解が得られにくい事に加え、健康体からの突然の発症からくるショックや、耳の異常を常時自覚せざるを得ないため、深刻なストレスと精神的苦痛を常に強いられる。特に大人になってからの中途失聴は障害認識が難しく、それまで言語コミュニケーションにより築いてきた友人関係・家族関係・社会的地位などを危うくする場合もある。
なお一般的には「突発性難聴は再発しない」と言われているが、これは結果的に再発しなかったケースを逆説的に突発性難聴と捉えているだけであって、実際は治癒後に再発する患者も多い。もっともこの場合は、1度目の治癒から時間が経っていれば「2度目の突発性難聴(再発ではなく単独発症が2度起きたという認識)」、短期間であれば「蝸牛型メニエール病(眩暈がなく難聴症状のみのメニエール病)や低音障害型感音性難聴等の疑いあり」などの認識に移行するのが一般的である。その場合は蝸牛型内リンパ水腫(内耳のむくみ)も原因の候補に上がる。また非常に稀なケースではあるが、両耳に発症かつ進行性難聴であれば特発性両側性感音難聴(特発性難聴)と診断される場合もある。
しかし症状が近接するほどこれらは区別できなくなり、病名が変わったところで原因不明で有効な治療法がないという点でいずれもが同様のため、判断は医師の裁量に委ねられる。あくまで突発性難聴とは「急激に発症する原因不明の感音性難聴の総称」であり、厳密に特定の症状を指した病名ではないため、専門医でも判断は慎重にならざるを得ない。
一方、発症原因が分かっている難聴として、脳腫瘍による難聴、外リンパ瘻(がいりんぱろう)、外傷性難聴、内耳梅毒、薬剤性難聴、耳管狭窄症などがある。近年、突発性難聴やメニエール病と診断されている患者の中に外リンパ瘻が含まれていると言われている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
原因は不明ですが突発性難聴は歌手がなりやすいようです。
情報サイト103
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